事例紹介1

特徴

  • 18時間程度の短時間更新
  • 2導入時 低コスト
  • 3メンテナンス性が良い
  • 4ブラウザによる多箇所監視可能

更新対象範囲

  • 動力監視盤1(1000W×2525H×600D)…函体は既設を転用し主要部品は交換
  • 動力監視盤2(1000W×2525H×600D)…函体は既設を転用し主要部品は交換
  • 電源制御装置盤(1400W×2000H×600D)…函体は既設を撤去しそのスペースに新盤を設置
  • 端子盤(1400W×2000H×600D)…函体も端子台も既設転用、外線側は既設のまま

更新方法

監視盤

  1. 既存盤の集合表示パネルおよび表示用リレー回路などを撤去
  2. そのスペースに新集合表示パネルと表示用リモートI/O装置を取り付けてコネクタ付きケーブルで接続
  3. 既存のランプテスト用押しボタンスイッチなどを撤去
  4. そのスペースに新押しボタンスイッチを取り付け
  5. 既存のオペレータコンソールおよびプラズマディスプレーなどを撤去
  6. 同上スペースにブラインドパネルを取り付け
  7. 新制御装置盤との伝送信号線を接続
  8. システムとして立ち上げ現場盤と総合的な信号確認を行う。

新制御装置盤

  1. 既存電源盤に入線している現場制御盤との信号授受に必要な制御電源用ケーブルを端子台で接続を切離
  2. 既存端子盤、既存監視盤との不要な盤間渡り用信号ケーブルを撤去
  3. 既存電源盤、制御装置盤を函体ごと撤去
  4. 新制御装置盤をその空きスペースに設置
  5. 切り離した既存の制御電源用ケーブルを再接続
  6. 既存端子盤間をコネクタ付きケーブルで接続(端子側は圧着端子でねじ止め)
  7. 監視盤および新監視卓との伝送信号線を接続
  8. システムとして立ち上げ現場盤と総合的な信号確認を行う。

端子盤

  1. 既存盤の既存監視盤との不要な盤間渡り用信号ケーブルを撤去
  2. 新制御装置盤間をコネクタ付きケーブルで接続(この項は重複)

新監視卓

1案:
現時点の事務机を利用してパソコン、KB、表示器、UPSを設置する。
2案:
本図の様に予め専用のOAデスクを用意しそれにパソコン、KB、表示器、UPSを設置する。

パソコンは制御装置盤内のPLCとLANで接続する。

更新の切り替え時間など

本方式は監視盤と現場盤の信号ケーブルはそのままの接続状態で既設転用する方式であり配線ミスが発生しません。また短時間での切り替えが可能です。その場合、切り替え期間中は現場制御盤を手動運転することで動力設備自体は停止することなく切り替えが可能です。また現場制御盤の電源を停電させる必要も基本的には発生しません。

時間的には下記を想定しています。(総合計で18.0h程度)

  1. 現場制御盤を現場側に切り替えて手動運転・・・1.0h
  2. 既存盤の不要な盤間渡り信号ケーブルを撤去・・・3.0h
  3. 既存電源・制御装置盤を撤去・・・2.0h
  4. 新制御装置盤を据え付け・・・2.0h
  5. 新制御装置盤と端子盤間の盤間渡り用ケーブルを接続・・・3.0h
  6. 動力監視盤1、2の集合表示パネル、ランプテスト押しボタンスイッチを撤去し部品を取り付け・・・(2.0h)
  7. ブラズマディスプレー、オペレータコンソールを撤去しブラインドパネルを取り付け・・・(2.0h)
  8. 盤間の通信用ケーブルを接続し新システムとして立ち上げ・・・1.0h
  9. 現場制御盤を監視盤側に切り換え・・・1.0h
  10. テスト・・・1.0h
  11. 本稼働開始

構成盤説明

image15-1
動力監視盤1:
集合表示灯とプリント基板などを収納
動力監視盤2:
集合表示灯とプラズマディスプレー、操作パネル、プリント基板などを収納
自火報監視盤:
集合表示灯とプリント基板などを収納
電源・制御装置盤:
マイクロコンピュータ、プリント基板及び電源回路などを収納
端子盤:
信号線を接続するための端子台などを収納

既設方式の特徴など

動力負荷などの信号取り合いの基本方式は他社製の簡易一本線方式であり共通線としてP線1本と負荷1台に対して発停・状態線1本と警報線1本の合計2本の信号線を必要とする方式である。端子盤では監視対象区分ごとに下記の様にルール化された端子台となっている。

B001(C)~B090(C):
分電盤操作(1点あたり1端子)
C001(C、L、K)~C080(C、L、K):
PMAC操作(1点あたり3端子)
D001(C、K)~D100(C、K):
操作あり動力(1点あたり2端子)
D101(C、K)~D140(C、K):
操作なし動力(1点あたり2端子)
E001(K)~E050(K):
満減水警報(1点あたり1端子)
F001~F350:
自火報(1点あたり1端子)

端子盤の端子台以降のシーケンス回路はプリント基板方式でありプリント基板は電源・制御装置盤監視盤に分散設置されており端子盤へは盤間渡り用ケーブルで接続されている。その場合、一つの信号端子に2本以上の盤間渡り用ケーブルが接続されているケースがある。

例:B001Cには表示用のプリント基板と発停操作用プリント基板の2本の盤間渡り用ケーブルが接続されている。

構成盤説明

image15-2
動力監視盤1:
動力関係の集合表示灯とPLCユニットを収納、函体は既設流用
動力監視盤2:
同上
自火報監視盤:
自火報関係の集合表示灯とプリント基板などを収納、現状どおり
新監視卓:
PC(液晶モニタ)、プリンタを収納(現状の事務机の位置に配置)
新制御装置盤:
PLC及び電源回路などを収納(現状の電源・制御装置盤の位置に配置)
端子盤:
信号線用端子台を収納、函体と端子台を既設転用

切り換え方式説明

信号線は全て既存信号線をそのまま既設転用

動力関係の既存信号線は他社製の簡易一本線方式でありこれをPLCの入出力ユニットの組み合わせにより対応(特別な変換器を使用しない)

機能概要

  • 新監視盤では現行と同じ方式で個別の表示灯により運転・停止・故障状態の常時監視が可能です。
  • 故障時には電子ブザーの音色が警報ランクに応じて鳴動します。
  • 新監視卓液晶モニタのグラフィック画面により監視及び操作が可能です。操作はマウスで行います。
  • スケジュール発停制御を行います。スケジュール制御は年間カレンダー方式です。
  • 運転・停止時や故障時はプリンタに経歴として印字します。
  • 運転回数や運転時間をカウントし保守情報として画面表示および保守月報を作成します。
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